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照井康文

世界の写真家達
Julia Margaret Cameron (1815〜1879)
ジュリア・マーガレット・カメロン
 インド生まれでイギリスの女史マーガレット・カメロン婦人は田舎暮らしをしていた48歳の時、娘の一人から暇つぶしにとプレゼントされたカメラがきっかけとなり、写真に熱中するようになりました。そして彼女は全エネルギーをそれに注ぎ込んでいったのです。やがてポートレート写真の大家となり、皇太子をも撮影するようになりました。
 カメロンの作品は大まかに2種に大別されます。その一つが優れたポートレート群であり、そしてもう一つは物語を飾る挿絵的な写真です。ロマンティックなその写真を撮影する為、モデル探しに田舎中をくまなく歩いたのです。

 「キルケ」撮影年不明
※写真はライフ写真講座「68人の写真家」
タイムライフブックス編集部・編集
タイムライフブックス・発行より
※参考文献・ライフ写真講座