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照井康文

世界の写真家達

Edward J. Steichen (1879〜1973)

エドワード・スタイケン

 1930年代の最も偉大な写真家であるスタイケンは1879年3月27日ルクセンブルクに生まれ、1881年家族と共にアメリカへ移民している。スタイケンは16歳の時にカメラを買い写真に熱中し始める。その後パリで絵画を学ぶが写真を撮るほうが多く、ニューヨークに戻ってからプロの肖像写真家として商売を始める。その後スタイケンは、アルフレッド・スティーグリッツと共に写真を芸術のレベルにまで高める努力を行うこととなる。

 第一次大戦が始まると陸軍航空隊・空中写真班の班長となり活躍。大戦後は雑誌「ヴォーグ」等でファッション写真や広告写真で名声を高める。その後の第2次大戦では自ら志願し海軍戦闘写真部隊の班長となる。スタイケンはその後ニューヨーク近代美術館の主事となり、1955年には同美術館で写真展「The Family of Man」を企画開催。68カ国、273人の写真家、503点からなるその写真展は37カ国で巡回展示され歴史に残る大成功を収めるのである。

 スタイケンは90歳を目前に写真界から引退。再びアマチュア写真家に戻ったスタイケンは、コネチカットの農園にある一本のザイフリボクの樹木を長年、四季を通して撮影している。1973年3月25日没。

※参考文献・ライフ写真講座

    

 左・「3つのナシと1つのリンゴ」1921 右・「スキャパレリ作のパジャマを着たエディス・ディ・ソポラ婦人」1931

※左写真はライフ写真講座「写真の主題」・右写真はライフ写真講座「1975ライフ写真年鑑」

タイムライフブックス編集部・編集

タイムライフブックス・発行より