top
new
bio
Insta
contact

照井康文

世界の写真家達
Ansel Adams (1902〜1984)
アンセル・アダムス
 アンセル・アダムスは1902年2月20日、カリフォルニア州サンフランシスコに生まれる。子供の頃はピアニストになる夢を持っていたがポール・ストランドの写真を見て写真に興味を持つようになった。1916年家族と共に初めてヨセミテ国立公園を訪れたアダムスは、その圧倒的な自然に感動し父から与えられたコダックのブローニーカメラで撮影を行った。翌年アダムスは本格的な機材をそろえて再びヨセミテ国立公園を訪れ、撮影を行っている。その後アダムスは熱心な登山家となり17歳の時、環境保護団体「Sierra Club」(シェラクラブ)に入会し1934年から1971年の間役員を務め、その後も生涯会員であった。アダムスはアメリカ西部、特にシェラ・ネヴァダを中心に撮影し多くの傑作を残している。
 1932年アダムスはエドワード・ウエストンイモジン・カニンガムらと共に「グループf/64」を結成し、1952年にはマイナー・ホワイトドロシア・ラングらと共に写真雑誌「Apreture」(アパチャー)を創刊する。アダムスはグッゲンハイム奨学金を3度受け、1966年にはアメリカ芸術科学アカデミーの特別研究員に選ばれる。1984年4月22日癌のため死去。
アンセル・アダムス公式ホームページ http://www.anseladams.com

「月とマッキンレー山」1948
※写真はライフ写真講座「カメラ」
タイムライフブックス編集部・編集
タイムライフブックス・発行より